
大阪府を拠点に、自己の断片的な経験のコラージュにより、他者の感覚にアプローチするようなものを制作されている内藤紫帆さんの個展を開催致します。
彼女が制作する「もの」は作品が空間を介して暮らしに届いて来るような知覚があります。
空間に作品が置かれることで、「もの」という存在と空間の関係性にすごく興味を持ちます。
今回の展示では彼女がつくる「もの」をならべた空間構成から私たちの暮らしにどのように影響するかを妄想してもらうと共に、心理的安全性の高い「部屋」という彼女自身の思考が表出している場ととらえてもらえたら嬉しいなと感じています。
好きな空間にobjectを沢山並べるという思いから「roooom」という展示名としました。
内藤紫帆
大阪府在住。主に紙を素材とした立体を制作。自分の幼少期や日常を記録した写真、スケッチ、その周辺に付随する記憶などを作品の要素としながら、他者の感覚にも静かに重なるような在り方を考えています。
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