
- ケンコー・トキナー ギャラリー | 東京都
パタゴニア -風の道を辿る-
- 2025/2/19(Wed)〜3/3(Mon) 終了
南米大陸にある極地の風景から、風が創り出す壮大なドラマをご覧ください。
南米大陸の南端部にあるパタゴニア地方は、南極から暴風が吹き寄せることから『風の国』と呼ばれます。
空にはいつも不思議なレンズ雲が浮かび、大草原の彼方にはアンデスの針峰群が連なる、異世界のような場所です。 膨大な湿度を含む風は、まずアンデス山脈に衝突して「パタゴニア南部氷原」を生み出します。そこからあふれ出る無数の氷河は、山や谷を鋭く削りました。
そして、風下に吹く風は極度に乾燥しているため、大草原「パンパ」が地平線まで広がります。
パタゴニアでは、風は万物の支配者です。風とともに生きる命と、風が生み出す壮大な風景を通して、“地の果て”のドラマをご覧ください。
アルゼンチンの名峰フィッツロイ山麓を中心に、約12年間で撮影した写真を展示します。
★後援:アルゼンチン共和国大使館