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  • gallery fu(ギャラリーフー) | 神奈川県
  • 木村健太郎 陶板展

  • 2025/3/6(Thu)〜3/9(Sun) 終了

展覧会の見どころ

 陶のキャンバスに釉薬で絵を描く「陶板」の制作を始めて7年経ちました。その間に、美しい色を求めて、調合した釉薬は400種を超えます。素焼きした板に釉薬を置いていくワクワク感、1250℃の窯での焼成から窯出しまでのドキドキ感、窯の中から取り出した作品と対面しての泣き笑い、今の私にとって生きてるって実感できる瞬間です。

 絵の題材は、私の頭の中で作り出したイメージや遠い記憶です。作品に動物がよく出てくるのは、子供の頃たくさん描いていたからと、押し入れの奥の方を整理していた時に知りました。63年間生きてきてたくさんのことを経験して、髪も白くなってしまいましたが、案外中身は子供の頃とほとんど変わってないのではと思う、今日この頃です。

 半年前ぐらいから、「風」をテーマに取り組んでいます。風自体は目で見えないから描くことができませんが、身体では感じることができます。今回「風を感じて」の三部作を出品することが出来ました。風を感じ、風を読み、これから先の風の流れをイメージしながら、みんなが夢膨らむ世の中になって欲しいと願っています。

木村健太郎

展覧会内容

1961年 東京生まれ
南米アンデスの音楽フォルクローレを日本語で歌うグループ「パパ・サラ」で鍵盤楽器を担当。その他の主な活動に、俳優の山谷初男の歌の伴奏、ケーナ奏者Masahikoに楽曲提供などがある。
2012年、山梨県の山奥に陶芸窯を自作し、独学で陶芸の腕を磨き、現在に至る。
2022年、東京・京橋の画廊「ギャルリーソレイユ」で初個展。
2024年、第49回秋耕展で奨励賞受賞。

  • とりあえず食べて忘れろ

  • アンデスの光を身にまとって

  • ふくみ笑い

  • ニワトリ

基本情報/アクセス

展覧会名
木村健太郎 陶板展
会期
2025/3/6(Thu)〜3/9(Sun)
会場
gallery fu(ギャラリーフー)
住所
〒231-0868 神奈川県横浜市中区石川町1-31-9
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