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  • ギャラリイK | 東京都
  • 時に、糺そうとする

  • 2021/5/17(Mon)〜5/22(Sat) 終了

展覧会の見どころ

音楽や美術にひとしく関わろうとすると、両者を近づけ・隔てようとする「時空間」について意識することがあります。
それは大げさで、身近で、実はありきたりなのかもしれませんが、かえってイディオレクト(個人の言語)の次元におとして表現できること、その数多の方法を見通し選択できる立場に私はいると気がつきました。この状況でなにが作品を作品たらしめるのか、個人的で謎めいた問いを立てます。

おもに立体、音、写真などを用いた展示です。
2021年5月、東京・京橋の【ギャラリイK】にて開催いたします。

うえの・ゆうが

展覧会内容


「時に、糺そうとする」 “at times, try to inquire into times”

2021/5/17 (月) − 5/22 (土)
11:30 − 18:30 (最終日は17:00まで)
入場無料

ギャラリイK
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7 京橋ポイントビル4F
Tel/Fax. 03-3563-4578
e-mail: galleryk@nifty.com

Gallery K
KYOBASHI POINT BLD., 3-9-7KYOBASHI, CHUO-KU, TOKYO 104-0031, JAPAN

● ノート

a. 音楽作品と美術作品に並行して関わると、両者の振る舞いが「美」を理由にソリッドな関係を保持しているように思えてくる。時間と空間が共存するという錯覚は、その上では美意識のユートピア景に過ぎない。

b. ひとは横軸のいびつな流れを量子的時間と定義し、不可逆かつ不条理に懐妊する現実、(悪言にしてみれば)跛行する本質的時間にたいして、さながら太陽を直視しないようにヴェールをきせて精神的生を保存しようとしている。

c. 認識される時間に隠されたその『嘔吐』的存在をみつけるために、元素合成の如くあらゆるインスタントの時間を空間内で衝突させること。神をして「時に/時を糺そうとする」ひとのオブセッショナルな時間認識を空間に入れ子状にして、構造を俯瞰すること。

d. 時間と空間を区画してきた表現史に基づきながら、<音/時間>、<オブジェクト/空間>とを対等に扱う。それぞれの領域の対峙を見出せるように。

● 作家

上野 悠河 Yuga Soma-Uéno

H.P. http://yugaueno.zohosites.com

Instagram @philip_upfield
https://www.instagram.com/philip_upfield/

[Mus'c] Twitter @musc_oiseaux
https://twitter.com/musc_oiseaux

Bandcamp https://mus-c.bandcamp.com

● おもな経歴

2020
「Mus’c(ムスク)」としてアルバム「Archit. / 建築」をリリース

2019
風はなにいろですか(ギャラリイK/京橋, 東京 '19, '18)
コンテンポラリー・ダンス公演 MZ017「AMTHEM」(パフォーマンス、舞台美術、映像)(和光大学パレストラ/鶴川, 東京)

2018
個展「死/不在」(ギャラリイK/京橋, 東京)
ポートフォリオ展2018(新宿眼科画廊/東京)

2017
個展「画廊の距離」(ホワイトギャラリー/鶴川, 東京)
第16回内海信彦絵画表現研究室展(ギャラリイK/京橋, 東京)

2016
15人の打楽器奏者による『Rural Walk jazz』世界初演(千葉県文化会館/千葉)

2012-2013
JSECC日本学校合奏コンクール ソロ&アンサンブルコンテスト2012年全国大会出場・金賞受賞(ソロ・マリンバ, 千葉県文化会館/千葉)
平成24年度習志野市教育功労者顕彰および表彰

  • 「シェヘラザードの千二夜目」2017
    蛍光灯、FMラジオ・チューナー、アンプ、スピーカー(2ch stereo)

  • 「死/不在」2018
    ヴィデオ(2ch, 定点, 01:50:00)、スピーカー(5ch)、即興演奏(YAMAHA DX-27)、センサー・モジュール、扇風機、明珍火箸風鈴、自転車

  • 「Mallets」2020
    映像作品

基本情報/アクセス

展覧会名
時に、糺そうとする
会期
2021/5/17(Mon)〜5/22(Sat)
会場
ギャラリイK
住所
〒104-0031 東京都中央区京橋3-9-7京橋ポイントビル4F
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