- Gallery NOOOG | 東京都
木村のぞみ展 微かな光
- 2026/3/18(Wed)〜3/22(Sun) 開催前
不自由の相対性をテーマに寓話的作品を展開する木村のぞみの個展を東京では初めて開催いたします。鳥や家畜、レシートなど身近でありふれた何気ないものやかわいいだけのように見えるモチーフで形作られた作品の意図は「どの視点から物事を見るか」。
家々の灯りが遠くからは明滅する光の群れであったり
大きな恒星の強い光が地球からは小さいように
私たちの日常が誰かにはどうでもよくて誰かには大切なように
各々の視座となる微かな光を探す時間になれば幸いです。

木村のぞみは、周囲を観察しながら、さまざまな関係性や立場の違いに目を向け、
それらを反転させる想像を通して制作を行ってきました。既存の役割や価値観を入れ替えることで、
私たちが当たり前のように受け入れている自由や不自由、強さや弱さといった構造に、
わずかなずれを生じさせていきます。
本展では、「微かな光」というタイトルのもと、大きな恒星の強い光が、地球からはかすかにしか見えないように、私たちの日常や感情が、見る立場によって異なる意味を帯びるという感覚に目を向けます。
すべてが不確かな世界のなかで、光を探すこと。
本展は、木村の静かで寓話的な作品群を通して、人間の立つ位置や、その見え方を、そっと見つめ直す試みとなるでしょう。
作家プロフィール
木村のぞみ / Nozomi Kimura
大阪生まれ。神戸芸術工科大学造形表現学科卒業。身の回りにある関係性や役割のあり方を捉え直し、
立ち位置を逆転させる思考を、作品としてかたちにしている。「人間」をコンパクトにまとめて眺めるための場として作品を捉え、さまざまな立場を距離をもって見つめるための思考の場をつくり続けてきた。
国内外での個展・企画展を通じて、立体、平面、インスタレーションなど多様な表現を用いながら、
一貫した視点のもとで作品を発表している。
【主な展示・活動歴】
神戸、京都、大阪、東京をはじめ、国内各地で個展・グループ展を開催。
フランス、ドイツ、中国など海外でも作品を発表し、異なる文化や文脈のなかで制作を継続してきた。
2014年より「不自由の相対性」を主題とした個展を重ね
2025年には京都・monade contemporary|単子現代にて個展「不自由の相対性Ⅱ」を開催。
近年は立体・平面・インスタレーションを横断しながら、一貫した視点のもとで表現の幅を広げている。
四肢生物オブジェ
廻る鳥
歴史レシート
星の標本