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  • Yoshimi Arts | 大阪府
  • 佐藤克久「い – い え」

  • 2026/5/30(Sat)〜6/21(Sun) 開催中

展覧会の見どころ

西欧絵画には数百年にわたる歴史があり、その中で描かれる対象は変化し、やがて絵具そのものの物質性へと関心が向けられ、さらに近年では、絵画という制度自体を問い直す実践へと展開してきました。

佐藤は、絵画を構成する要素である絵具、キャンバス、木枠を素材として用いながら、これまで誰も見たことのない形態の作品を制作しています。

本展では、「家」という具体的な形象が作品として立ち現れます。それは、作家もまた社会の中に存在し、日々さまざまな状況や出来事と無関係ではいられないことを示しているようです。

現在の不穏な時代状況を反映した作品であると言えるでしょう。

Yoshimi Arts 稲葉征夫

展覧会内容

この度、Yoshimi Artsでは、佐藤克久「い – い え」を開催いたします。弊廊では、初の個展となります。
佐藤の作品は、絵画を構成する諸要素や、それを取り巻く制度的枠組みを解体し、軽やかかつ知的な手つきによって再構成することで、多様な形態へと変換されています。しかしそのいずれもが、なお「絵画」として知覚されるという、既存の認識を揺さぶる感覚を伴っています。
展覧会タイトル「い – い え」には、複数の意味が重ねられています。それは、「いいえ」という否定の言葉であり、「良い絵」という響きであり、また暮らしや生活の場としての「いい家」でもあります。
本展で佐藤は、ロール状のキャンバスに描かれた絵画を切り抜き、裏打ちを施して家型の形態へと展開した新作《い-い え》を発表します。また、ステイニングなどによって描かれたキャンバスに切れ目や穴を加え、それらを繋ぎ留めることで構成された立体作品《とりもなおさず》や、パネルに貼られたキャンバスを切断し、再びビスによって固定した作品《いんきち》も展示する予定です。
これらの作品群は、支持体や構造といった絵画を成立させる要素そのものへ介入することで、平面と立体、絵画とオブジェクトの境界を横断しながら、絵画の在り方を提示しています。
是非この機会にご高覧ください。

佐藤克久(さとうかつひさ)
1973年広島県生まれ、現在愛知県在住。1999年愛知県立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。
近年の主な個展に、「こりごりごり」(名古屋造形大学ギャラリー/愛知、2025)、「空っぱ」(Maki Fine Arts/東京、2024)、「SHOUONJI ART PROJECT 28th 佐藤克久 うらおもて」(照恩寺/東京、2021)。主なグループ展に、「豊田市美術館開館30周年記念コレクション展 星と星座」(豊田市美術館/愛知、2025)、「500m美術館vol.27「絵画の現在地」」(札幌大通地下ギャラリー500m美術館 /北海道、2018)、「あいちトリエンナーレ2016」(名古屋市美術館会場/愛知、2016)など。

佐藤克久「い - い え」
会期 | 2026年5月30日(土)-6月21日(日)
12:00-19:00(日 -17:00) 月・火 休
会場 | Yoshimi Arts
〒550-0002大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル3F
06-6443-0080 info@yoshimiarts.com www.yoshimiarts.com

  • 《い-い え習作》 2026 キャンバスにアクリル 参考作品 ©Katsuhisa Sato

  • 《い-い え》 2026 キャンバスにアクリル、接着剤、金属粉 約150×75×54mm ©Katsuhisa Sato

  • 《とりもなおさず》 2023 キャンバスシートにアクリル 約642×266mm ©Katsuhisa Sato photo by Tamotsu Kido

  • 《いんきち》 2024-25 キャンバスにアクリル 410×318mm ©Katsuhisa Sato photo by Tamotsu Kido

基本情報/アクセス

展覧会名
佐藤克久「い – い え」
会期
2026/5/30(Sat)〜6/21(Sun)
会場
Yoshimi Arts
住所
〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀
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