midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
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  • NADAR(ナダール) | 東京都
  • 松下とも子写真展「レクイエム」

  • 2021/7/14(Wed)〜7/18(Sun) 終了

展覧会の見どころ

ナダールでは、7月14日(水)〜 7月18日(日)の会期にて、松下とも子写真展「レクイエム」を開催いたします。

義姉の急逝、愛猫の死、姪の誕生...。それぞれの生と死に居合わせ、向き合った作家の2020年の記憶を追体験するかのような作品です。

ぜひご覧ください。

NADAR

展覧会内容

- 展示について(作家より)

この作品は、私の2020年の記録です。年が明けてすぐ疫病の不穏なニュースが流れはじめ、あっという間に私の住む福岡市でも緊急事態宣言が発令されました。不安な気持ちで暮らしていた最中、引きこもりで一度も会ったことの無い義姉が急逝。そして、19年間ともに暮らした愛猫の死、姪の誕生と立て続けに生と死に直面しました。それぞれ全く違う状況の中で違う命の在り方があることに戸惑い、「生きるとは何か」という疑問を抱えながらシャッターを押し続ける日々。私の中にもたくさんの矛盾する感情がありましたが、写真家として同じ手つきで、同じ地平に撮ったものを置いてあげることがレクイエムなのではないかと思いました。私にとって写真とは、無力な、状況に翻弄される一人の人間がこうありたいという理想を見出し、実現していくための手がかりです。カメラを通してそれぞれの生と死に居合わせ、向き合あった一年間を追体験して頂ければと思います。

写真①猫が息を引き取る直前。瀕死の中でもずっと私を見つめていました。
写真②義姉の四十九日法要、遺骨を持つ夫と義父。最後の家族写真を撮ることが私の務めだと思いました。
写真③四十九日法要後、納骨が行われました。
写真④義姉が納骨される瞬間の空。ちょうど雲が重なり太陽が月食のように見えました。
写真⑤コロナ禍の中誕生した姪。力強い泣き声と泣き顔に始まったばかりの命の力を感じました。

- 作者プロフィール

松下 とも子  74年生まれ 福岡市在住
熊本大学法学部卒。キャリアカウンセラーとして企業・自治体に従事後、2016年より写真制作を始める。
2017年 アサヒカメラ月例コンテスト特選(かくたみほ選)
2018年1月 個展「こんにちは 世界」 ブックスキューブリック(福岡市)
2018年7月 個展「ランデヴー」 アートギャラリー珈琲珀(春日市)
2018年11月 倉敷フォトミュラル個展部門出展(飯沢耕太郎選)
2019年1月 個展「ALIVE」 富士フォトサロン福岡(福岡市)

基本情報/アクセス

展覧会名
松下とも子写真展「レクイエム」
会期
2021/7/14(Wed)〜7/18(Sun)
会場
NADAR(ナダール)
住所
〒107-0062 東京都港区南青山3-8-5 M385Bldg.#12
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