- トキ・アートスペース | 東京都
木村英憲展-幽く(かそけく)-
- 2026/10/20(Tue)〜11/1(Sun) 開催前
この道を志した学生の頃から、拠り所なくぼんやりとした浮遊感を感じ、それをずっと描いてきたように思う。その頃と描いている形象は違うけれど、描いていることは多分同じだ。
日々生活していることとか、自分が在ることについて、何か空白というか空虚な感じが付き纏っていて、その状況をとりあえずは画面に定着せざるを得なかった。
空白感を画面越しに見つめながら、この空白感をどう埋めたらいいのかしらと長い間思ってきた。単にやる気ホルモンが足りないだけかもしれないけれど。
でもここ最近は、空白をどう埋めるか、ではなくどう空白を受け入れるのか、と思えるようになってきた。すると負の感情だった空白は、逆転して白く輝く感覚に思えてくる。
そんな空白を思慕して、探り探り描いています。

2026年トキ・アートスペース企画シリーズ
自分の在る景色をどう捉えるのか、
絵画という形で探る。1年を通じて7人の個展。
10月26日(月)休廊
日曜・最終日は17:00まで
ARTIST PROFILE
1966 京都府生まれ
1990 東京造形大学美術学科Ⅰ類(絵画)卒業
2000 東京芸術大学大学院美術研究科 派遣研修修了
2006 鳴門教育大学大学院芸術系美術コース(絵画)修了
SOLO EXHIBITIONS
2005 鳴門教育大学芸術棟ギャラリー、徳島
2006 フタバ画廊、東京
2008 -中空-/フタバ画廊、東京
2009 -中空-/Gallery Q、東京
2011 -中空-/なびす画廊、東京
2012 -中空-/なびす画廊、東京
2014 -中空-/なびす画廊、東京
2015 -中空-/なびす画廊、東京
2017 -中空-/なびす画廊、東京
2018 -真白へ-/トキ・アートスペース、東京
2020 -真白へ-/トキ・アートスペース、東京
2021 -真白へ-/トキ・アートスペース、東京
2023 -白ク散ル-/トキ・アートスペース、東京
2024 -深く息をするように-/トキ・アートスペース、東京
2025 -想を手放してー/トキ・アートスペース、東京
GROUP EXHIBITIONS
1989 木村英憲・長嶌義道二人展/世田谷美術館区民ギャラリー、東京
2005 絵画四人展/鳴門教育大学芸術棟ギャラリー、徳島
第6回 熊谷守一大賞展/アートピア付知交芸プラザ、岐阜(入選)
2016 第34回 上野の森美術館大賞展/上野の森美術館、東京(入選)
2019 第37回 上野の森美術館大賞展/上野の森美術館、東京(入選)
2023 演舞の後に色づく/ギャラリー檜B・C、東京
2026 思考は筆跡に宿る/トキ・アートスペース、東京
「幽く」2026年
1303×1620㎜、水彩色鉛筆・綿布に白亜地