- K ART GALLERY | 東京都
ヴァニタスの解剖
- 2026/10/30(Fri)〜11/22(Sun) 開催前
及川春菜が考える「ヴァニタス」を紐解く個展。
これまで曖昧な感情や心象風景を掬い上げてきた及川が、今回は生と死という普遍的なテーマに目を向けます。
花や蝶、髑髏、蝋燭といった西洋絵画におけるヴァニタスの象徴的なモチーフを手がかりに、生の美しさや有限性を独自の視点から再構築します。同じように咲く花であっても、出会う瞬間は二度と繰り返されません。
その一瞬に見出す美しさと、失われゆくものへの静かな寂しさ。及川はそうした感覚をガラスに閉じ込め、あえて曖昧な像として提示することで、見るという行為そのものを問いかけます。
制作は作家自身にとっても、なぜその美しさに惹かれるのか、自らの感覚を解剖するような行為でした。
作品を一つひとつ紐解くように見つめることで、鑑賞者もまた自身の生や時間、大切な存在に思いを巡らせる。
本展が、今この瞬間を生きることの美しさと切なさに、そっと目を向けるきっかけとなれば幸いです。
2026年10月30日(金)から11月22日(日)までK ART GALLERYにて、及川春菜 の個展、『ヴァニタスの解剖』を開催いたします。
展示初日の10月30日はオープン時間を12:00-20:00に延長します。この機会にぜひお越しください。
-Artist Statement-
及川春菜が考える「ヴァニタス」を紐解く個展。
これまで曖昧な感情や心象風景を掬い上げてきた及川が、今回は生と死という普遍的なテーマに目を向けます。
花や蝶、髑髏、蝋燭といった西洋絵画におけるヴァニタスの象徴的なモチーフを手がかりに、生の美しさや有限性を独自の視点から再構築します。同じように咲く花であっても、出会う瞬間は二度と繰り返されません。
その一瞬に見出す美しさと、失われゆくものへの静かな寂しさ。及川はそうした感覚をガラスに閉じ込め、あえて曖昧な像として提示することで、見るという行為そのものを問いかけます。
制作は作家自身にとっても、なぜその美しさに惹かれるのか、自らの感覚を解剖するような行為でした。
作品を一つひとつ紐解くように見つめることで、鑑賞者もまた自身の生や時間、大切な存在に思いを巡らせる。
本展が、今この瞬間を生きることの美しさと切なさに、そっと目を向けるきっかけとなれば幸いです。
-Artist Profile-
宮城県生まれ。2018年東京藝術大学工芸科鋳金専攻卒業。
2020年東京藝術大学大学院美術研究科ガラス造形専攻修士課程修了。
ガラスの透明性や反射、視点によって変化する見え方といった特性に着目し、用途に限定されない造形表現を展開している。視覚の曖昧さや知覚の揺らぎをテーマに、展示を中心に作品を発表。素材と見る行為の関係を問い直す表現を続けている。
モザイクガラスの作品は、ガラスをフィルターとして用いることで焦点を曖昧にさせ、表面的に物事を捉えてしまう危うさや、美化された記憶と事実との隔たり、"見えない壁"や"不確かな記憶"を表現している。
近年は、シンガーソングライター・miletのアルバムアートワークのための作品制作や、LUMINE各館のショーウィンドウにおけるアートワーク制作を手掛けるなど、活動の幅を広げている。
【開催日時】2026年10月30日(金)- 11月22日(日)
【開館時間】12:00-18:00 (月曜、火曜休館)
【会場】K ART GALLERY
*11月22日 (日)は16時まで