撮ることはものを切り取り、フレームの外側に他のものを捨て去る行為ですから、言語と同じく存在や認識の問題を見つめる優れた手段であると考えています。伝えるために意味を振り回すのではなく、見るということそのものを問うひそやかな思索として。そんな写真でありたいと願います。
プリント現物による展示以外の活動を一切しておりません。両日とも在廊していますので、直接お目にかかれましたら嬉しく思います。
<展覧会名>
ロカンタンに捧ぐ
<展示内容>
写真展 KG 判 (102×152mm) モノクロプリント10点
<日時>
2022年2月19日(土)〜20日(日)
初日11:00〜21:00 2日目11:00-18:00
<プロフィール>
山﨑慧一郎
1979年生まれ。國學院大學文学部哲学科卒。
記号と認識をめぐる観点から2013年頃より写真を独学。小さなモノクロプリントを中心に制作している。現物主義、秘密主義を旨とし、プリント以外の形で作品を公開しない。
https://keiichiroyamazaki.wixsite.com/blog