
美学校スタジオにて、浦丸真太郎の個展「縫合」が開催される。期間は9月3日から11日まで。
1993年生まれの浦丸は、幼少期に叔父から性虐待を受けた。現在はその経験を軸に、詩や写真、絵画、インスタレーション、パフォーマンスなど様々な作品制作を行っている。
今回の個展では、自身の虐待体験による傷だけでなく、他者が抱えるあらゆる傷に着目し、一人では塞ぐことができなかった心の傷と他者の傷を同時に癒していく試みでもある。個展を通し、過去の自分の思いを紡ぐように祈りを込めて「縫合」を行う。
浦丸真太郎「縫合」
会期:2022年9月3日~9月11日
会場:美学校スタジオ
住所:東京都千代田区西神田2-4-6 宮川ビル1階
電話番号:03-3262-2529
会館時間13:00~20:00
休館日:会期中無休
観覧料:無料
アクセス:神保町駅A2出口 徒歩6分
プロフィール
1993年生まれ。幼少期に親族である叔父から性虐待を経験する。自分自身の中に芽生えた復讐心や、無意識に他者を傷つけることで心のバランスを図ろうとしていた自分に絶望し、人や社会から自ら孤立しようとしていく。そんなある時、何気なく得意だった物作りが、孤独であった自分と他者とのコミュニケーションを形成していることに気付き、作品制作を開始していく。作中では鑑賞者に自分の体験を次々と告白していく。それはまるで鑑賞者にカウンセリングをして貰うかのようである。また同時に鑑賞者の心の傷と向き合い、他者を肯定していく中に自分自身の魂の救済を行なっていく。
Instagram : https://www.instagram.com/shintaro_uramaru/
twitter:https://twitter.com/uramarushintaro
活動歴
グループ展 「オソレの品種改良」 ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ 東京 2018
〈東浩紀賞〉
グループ展 「ホーム・ランド」 ギャラリー201 東京 2019
〈岩渕貞哉賞〉
グループ展 「fancy HIM」 contact 東京 2019
プロジェクト兼個展 「WITH」自宅 兵庫 2020
グループ展 「AとP」 美学校スタジオ 2021
グループ展 「他者の目を気にして漂流する」 ターナーギャラリー 2022
Photo by たまえ。
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