midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
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  • ヘルツアートラボ | 東京都
  • RYO TOMIE solo exhibition

  • 2022/11/11(Fri)〜11/20(Sun) 終了

展覧会の見どころ

2022年に制作された「BORDER(境界)」シリーズを中心に展開します。
RYO TOMIE は1991年生まれ。2016年 多摩美術大学大学院絵画専攻油画研究領域修了。幼少期をフランスと日本で過ごし、西洋美術や油画技法を学びました。やがて自身が拠り所とする西洋の技法や歴史と、アジア人という自身のルーツとの間に違和感を覚え、西洋とアジアの狭間にある自身の「アイデンティティのねじれそのもの」をスタイル化すべく、現在に至るまで「越境」をテーマに制作してきました。
2022年の作品群は、これまでに増して鮮やかな色彩で表現されています。強調された色彩は虚構(イメージ)と現実(視覚)を通して、見る者に光を届けます。絵画として現出した色彩やマチエール−−それらは一貫して「差異や境界」を見つめ「越境」に挑み続けるアーティストの姿勢が表出したものに他なりません。差異と共に生きる我々に鮮やかな光を提案するRYO TOMIEの作品を、ぜひご高覧ください。

ヘルツアートラボ

展覧会内容

前回個展「PARADISE ARRANGEMENT」から小作品を引き抜き、1点1点に焦点を当てた展覧会です。
独自のレシピで作られる色彩鮮やかな油彩画。たとえ小さい画面であってもその色彩の力は衰えません。「BORDER」シリーズの中から主にF0号サイズを集めました。気になる作品がございましたらぜひお問い合わせください。

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profile
RYO TOMIE(VISUAL ARTIST / 画家)

経歴
1991    滋賀県生まれ
1998-2004 フランスのブローニュにて家族と生活を送る
2012    アメリカ カリフォルニア州サンディエゴに半年間留学 (UCSD)
2014    大阪芸術大学 美術学科 絵画コース卒業
2016    多摩美術大学 大学院 絵画研究 油画領域 博士課程前期( 修士) 修了

主な個展
2022 「PARADISE ARRANGEMENT」 ヘルツアートラボ / 中目黒
2021 「The Story Only I Can Tell You・楽園へ」 Gallery33 / 高円寺
2020 「越境」 有賀写真記念館 / 銀座
「 MOKSHA」 SPACE33 / 高円寺
2018 「WELCOME TO PARAFICTION」 五色豆 / 調布
2017 「Lost ID www」ミツバコウサクショ / 東京

主なグループ展
2022 「エピソードone 次世代アーティスト16 人展 vol.1」阪急うめだ / 大阪梅田
「潘微が選ぶ7 人展」 アートスペース泰明 / 銀座
2021 「Ampersand」 東京画廊+ BTAP Baijing / 北京
「 ASYAAF2021」 弘益大学現代美術館 / ソウル
2020 「SHIBUYA STYLE vol.14」 西武渋谷 美術画廊 / 渋谷
2016 「Blur ( 冨江亮 × 竹中優香」 アートファクトリー城南島 / 東京

受賞
2020  FACE 美術賞 入選
2018  ワンダーシード2018 入選
2016  シェル美術賞 能勢陽子審査員奨励賞

コミッション
2022  ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン「gloCREATES」
2021  バリュエンス& アンティークス株式会社「Tenioha,」
2020  株式会社家’ s「 Re-Bear project」

基本情報/アクセス

展覧会名
RYO TOMIE solo exhibition
会期
2022/11/11(Fri)〜11/20(Sun)
会場
ヘルツアートラボ
住所
〒153-0061 東京都目黒区中目黒4-4-2、JUBILEE TERRACE 101
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