midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
about POST
  • AMMON TOKYO | 東京都
  • 鷲見茜 個展Happy porcelain! しあわせひとつ、ふくひとつ。

  • 2023/2/24(Fri)〜3/18(Sat) 終了

展覧会の見どころ

このたびAMMON TOKYOでは、2023年2月24日(金)より鷲見茜 個展「Happy porcelain! しあわせひとつ、ふくひとつ。」を開催いたします。
鷲見茜は現在、名古屋市を拠点に”⾃らが感じる癒し”を起点に他者との共感を⽣む作品を磁器土の手びねりにて制作しています。初の個展となる本展では、フグなどの動物モチーフの新作を中心に展示を構成いたします。
鷲見氏によって創出される、思わず顔が綻んでしまう愛らしい生き物たちをぜひ直接ご高覧ください。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。

AMMON TOKYOスタッフ

展覧会内容

鷲見茜 個展Happy porcelain! しあわせひとつ、ふくひとつ。
会期: 2023年2月24日(金)–3月18日(土)
オープニングレセプション: 2/24(金) 16:00~19:00 (予約不要)

ARTIST STATEMENT
わたしは「癒し」を人々の心に届けたい、常にそれを最終目的として作品作りをしています。
わたしの作品は磁器のてびねりを主にしています。磁器土というのは粘土とは少し違い、平たく言うと石をこなごなにしたものを水で戻して白い粘土風にしたものです。土と比べ、制作中や乾燥中の割れが多く、形が伸びやすくてびねりにはあまり向いていません。しかしその白の色味のきれいさは磁器特有の質感の上に成り立ち、てびねりで成形することで固く、冷たい、キリリとしたイメージの磁器の温かい一面に焦点を当てています。

よく、なぜ、白く焼けて成形も簡単なタイプの土にしないのかと聞かれます。それは単純で、でもわたしにとっては重要な意味があります。作っているなか、わたし自身が癒されたいからです。
人に癒しを与える作品を作っていて、癒されたいのはわたし自身だったことに気づいたとき、作品が生まれました。作っている自分自身が感じる癒しだからこそ共感性は生まれるのだと気づきました。
今回は初めての個展ですが、私の作品を見てくださった方に幸せや福が届くようにと願いをこめてこの展示会のタイトルとしました。楽しんでいただけたら幸いです。
(作家コメントより抜粋)

PROFILE
鷲見 茜 | Akane SUMI
1995年愛知県生まれ。2020年東京藝術大学美術学部工芸科卒業。特有の白の色味の美しさに魅了され、磁器土の手びねりによって生き物をモチーフとする作品を生み出す陶芸作家。大学時代に教授や先輩による美しく繊細な磁器作品に深く感銘を受けると同時に、若手作家減少の現状を知る。加えて幼少期に磁器の生産が盛んな英国に在住した経験も影響し、現在の道を決意。自身が感じる「癒し」の要素を大切にしながらも共感を生む作品を、名古屋市に自ら構えた小さな工房兼住居にて制作している。

会場:AMMON TOKYO
営業時間:月〜土 10:00~18:30 休廊日:日・祝
〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-11-4
メゾン・ド・ヴィレ神田神保町1F (神保町さくら通り)
Tel /Fax:03-6261-0018 Email:info@ammon.co.jp Website: www.ammon.co.jp

  • ふくのこ 2022,size:6×7×h4cm,磁土,金彩

  • ふくはこ ミナミハコフグ 2022,15×18×h14cm,磁土,金彩,パール彩

基本情報/アクセス

展覧会名
鷲見茜 個展Happy porcelain! しあわせひとつ、ふくひとつ。
会期
2023/2/24(Fri)〜3/18(Sat)
会場
AMMON TOKYO
住所
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11-4メゾン・ド・ヴィレ神田神保町1F
マップ