「深大寺境内に佇む魅力的な石仏を紹介する写真展5月に開催」
武蔵野の面影を残す深大寺は、東日本最古の国宝仏である釈迦如来像をはじめ数々の貴重な文化財があります。また深大寺の広い境内には人知れず魅力的な石仏が点在していて、私はこの石仏を10年に渡り撮影してきました。本展では、これら石仏のみほとけを中心に展示することで、新しい深大寺の魅力をご紹介します。
人混みにまぎれて参拝すれば気付かないような片隅の石仏にこんなにも優しい表情がある。風景に溶け込んだみほとけに心安らぐ。ご来場のみなさまにはどのように感じてもらえるでしょうか。また、今や国宝となった釈迦如来像の写真は和紙にプリントして掛軸として展示致します。日本において仏教を広めるために伝わった掛軸が、芸術品として完成され、いま仏像の写真として原点回帰した時、どのような邂逅をみせるか。ぜひその目で確認してください。
嶋崎の10年
石仏の魅力
「深大寺のみほとけ展」5月4日から開催。
深大寺の石仏の魅力を10年に渡り撮り続けた嶋崎聡昭による初の個展が5月4日から8日まで調布のみるめGalleryで開催されます。新しい深大寺の魅力を発見する写真展。ぜひ、ご来場くだいさい。お待ちしております。
■写真展情報
会場：みるめ Gallery
〒182-0024 調布市布田 2-32-8
TEL：042-488-2120
開催期間
2023年5月4日（木）〜8日（月）11時～18時（初日は12時から、最終日は17時まで）
■入場無料
■後援：浮岳山 深大寺
■作者プロフィール
神奈川県川崎市在住。1972年 東京都三鷹市出身
小学生の頃から写真に親しむが、きちんと学びたいと思いながら出来ないまま社会人となる。以前、勤めていた会社の研修で、10年後の自分の夢をより具体的に書けという課題の際、「う～んう～ん」とうなってポンと出てきたのが ”自分の写真集を出す ”だった。そんなに写真が撮りたいのかと、あらためて気付き、その後、写真撮影に取り組む。
2013年 オリンパス ゆるり散策、私鉄沿線「花と寺社めぐり」フォトコンテスト Enjoy賞
2014年 オリンパス 第3回 ゆるり散策 思い出フォトコンテスト Enjoy賞
2021年 コムロミホ写真ゼミ展「ギャラリーで写真展をやってみた2021」参加
2021年 第55回かわさき市美術展 審査員特別賞
釈迦如来倚像（白鳳仏）
2013年撮影
光昇地蔵菩薩像
2014年撮影
地蔵菩薩半跏像
2015年撮影