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  • 平塚市美術館 | 神奈川県
  • 細川護熙-美の世界

  • 2023/4/8(Sat)〜6/11(Sun) 終了

展覧会の見どころ

門外不出の井戸茶盌「独坐」をはじめ、元総理の余技というにはあまりに多彩で、質の高い茶碗や水墨画など、100点を展示。
長寿社会となった今、われわれの人生を考えるうえでも、還暦で政界を引退し自らの美の世界を追う生き方には、見習うべきところがあると考えます。

平塚市美術館

展覧会内容

60歳を機に政界を引退ののち、神奈川・湯河原の自邸「不東庵」で、晴耕雨読の閑居暮らしを始めた細川護熙氏(ほそかわもりひろ、1938-)。その後始めた作陶は、楽、高麗、唐津、志野、信楽ほか幅広い種類のやきものを手掛け、その創作意欲、関心は、漆絵や書画、水墨画へと広がり、様々な素材、技法を試しながら、80歳を超えた今も大作に挑んでいます。
近年は、京都・奈良の縁のある寺院のために、襖絵や障壁画を描き奉納。それらの作品には、日本の歴史的文化、日本人の伝統的な美意識、完成を守りたいという願いがこめられています。
気ぜわしく、また不安な現代社会にあって、さらに還暦を超えていかに生きがいを見つけていくべきか考えるとき、細川護熙の美の探究は、ある一つの理想の世界観を示しているのではないでしょうか。
本展では、こうした細川護熙の美の世界を100点の作品によって紹介します。

  • 井戸茶盌 独坐 1999年

  • 双龍図 2020年

  • ひまわり 2015年

  • 黒茶盌 2022年

基本情報/アクセス

展覧会名
細川護熙-美の世界
会期
2023/4/8(Sat)〜6/11(Sun)
会場
平塚市美術館
住所
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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