midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
about POST
  • 奈良市美術館 | 奈良県
  • お久しぶりどす、寛齋はん。森寛斎と先達たち

  • 2023/7/12(Wed)〜7/17(Mon) 終了

展覧会の見どころ

開催主旨
 ネットオークションや古美術店などを歩いて、個人で蒐めた森寛斎と彼の先達たちの作品60点あまりを紹介します。関西で開催される森寛斎の展覧会はおよそ20年ぶりです。
 森寛斎は文化11年(1814年)長州、現在の山口県に生まれ、幕末維新の時代に主に京都で活躍した京都画壇を代表する画家のひとりです。幕末紛乱の時代には、画業に精進するのみならず挺身国事に奔走し、勤皇運動に貢献しました。その卓抜した腕前により明治23年(1890年)には、今の人間国宝に相当する帝室技芸員に任命され、宮中のみならず元勲や財閥にも重用されました。
今回紹介する60点あまりの作品のうち、明治39年(1906年)南禅寺金地院での13回忌、明治43年(1910年)京都木屋町二條での17回忌および大正15年(1926年)の33回忌それぞれの追悼会に出陳された8作品は、百年ちかくの時を経て今、ふたたび展覧されます。
 また弟子が師寛斎から直接譲り受けた落款記がなく印だけが記された作品や稿本、さらには小品も数点展示します。
 あわせて寛斎が12歳時、萩で画を学んだとされる大田龍をはじめ、森陽信、周峯、狙仙、徹山、雄仙、祖雪、春渓、玉仙から一鳳に連なるいわゆる森派の作品も紹介します。
 さらに加えて、現在確認できる作品が少ないとされる、大内蘚圃、山本雲渓、鎌田巌松、巌松の次男の巌泉らの作品も出陳します。
 なおこの展覧会は、あくまで個人のコレクション展であり、販売目的ではないことを追記します。

呑兵衛

展覧会内容

開催概要
名  称 お久しぶりどす、寛齋はん。森寛斎と先達たち
主  催 呑兵衛コレクション(個人)
会  期 令和5年7月12日(水)〜7月17日(月祝)
開催時間 午前10時〜午後5時
7月12日は午後1時より 7月17日は午後4時まで
会  場 奈良市美術館 展示室2
〒630-8012 奈良市二条大路南1-3-1 ミ・ナーラ5階
TEL 0742-30-1510 FAX 0742-35-7160
観 覧 料 無料
連 絡 先 boozer@ymail.ne.jp

基本情報/アクセス

展覧会名
お久しぶりどす、寛齋はん。森寛斎と先達たち
会期
2023/7/12(Wed)〜7/17(Mon)
会場
奈良市美術館
住所
〒630-8012 奈良県奈良市二条大路南1丁目3番1号
マップ