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島﨑良平 個展 「地と花。」
- 2023/9/13(Wed)〜9/30(Sat) 開催中
島﨑良平氏は浮世絵の伝統的な技法、構図、モチーフ等を歴史に学びつつ、本人が眺める私的な浮世、生活の中で実際に感じ、気づいたこと、時に個人的な情欲などを、作家が持つ独特のユーモアや見立てなどを含んだ表現で描き出します。
この機会に是非ご高覧ください。
タイトル「地と花」は「死と生」を意味しています。
「地」は、地獄、地面などからの連想で「死」、「花」は、桜、女性などからの連想で「生」を表します。
近年、私が抱いている「生死」への実感や渇望を動機として描いた、人生の儚さを笑いに昇華するような作品や、ありのままの體の美しさを表現するべく制作した作品を発表いたします。
島﨑良平(しまざき りょうへい)
1986年東京都檜原村生まれ。
日本工学院八王子専門学校 マルチメディア科(現グラフィックデザイン科) 卒業
琳派、浮世絵、江戸・明治時代の日本美術に影響を受け、学ぶ。
主に女性と妖怪・八百万の神、獣、おかめ、身の回りの生物を描く。
妄想を織り交ぜつつ、生活の中での実感を、自分なりに描きとめたいという思いで作品を制作している。
「月花蝶の人形遊戯」 810×343mm/和紙に墨、アクリル、金泥/2023年