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  • ミーツギャラリー | 東京都
  • ミーツギャラリー企画 グループ展 アートブルーム4 -アートソムリエ 山本冬彦が選ぶ若手作家展-

  • 2023/10/3(Tue)〜10/14(Sat) 終了

展覧会の見どころ

「アートブルーム展」も4回目になりました。今年は会期が秋になりますが、今までどおり多様な作家さんによるグループ展を行うことになりました。銀座の一等地にある素敵なスペースでの展覧会にご期待ください。(アートソムリエ 山本冬彦)

銀座 ミーツギャラリー

展覧会内容

アートソムリエ 山本冬彦氏により選出された若手作家9名のグループ展

≪参加作家≫
中西瑛理香、福本ヒデ、吉田学、田中巳桃、田中黎嘉、早川絵理、遠藤あかね、田村日佳、景井淳平
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◆会期:2023年10月3日(火)~10月14日(土)
休廊日:10月8日 (日)  ※9日(月・祝)営業
◆時間:12:00−19:00 (最終日17:00まで)
◆会場:Meets Gallery (ミーツギャラリー)
104-0061
東京都中央区銀座6-7-4 こゆるぎビル2F
TEL:03-6274-6633   FAX:03-5537-5122
WEB:http://www.meets-gallery.com/
▪地下鉄銀座駅A2出口より徒歩5分 ▪R有楽町駅銀座口より徒歩10分
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≪作家紹介≫
☆中西 瑛理香(なかにし えりか)
【作家プロフィール】
神奈川県出身。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース修了。昔から伝わってきた画材を使用し、絵巻風の作品を制作。

◇作品コンセプト
受け入れ、認めることがテーマ
観る者がいなければ存在を知られることも無い事象に興味があることから、絵巻が持つ「過去を見れる」性質に着目し、過去から未来にかけての物語を鑑賞者が俯瞰して知覚できる物語や実感を大和絵等の表現を抽出しながら制作している。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2012年 第48回神奈川県展 平面立体 奨励賞 受賞
2014年 武蔵野美術大学日本画学科卒業制作 優秀賞 受賞
〔個展〕
2016年 「中西瑛理香展」(羅針盤ギャラリー/東京)
2017年 「中西瑛理香個展 遠ざかる海」(コート・ギャラリー国立/東京)
〔グループ展〕
2018年 「第 36 回上野の森美術大賞展」(上野の森美術館/東京)
2016年 「互通(フートン)展」(福州市紅坊芸術館/福建省)
2022年 「つづくつなぐマーケット」(日本橋高島屋催事場/東京)
2023年 -山本冬彦 推薦作家による-日本画グループ展 「春はやて」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
他グループ展多数
〔クライアントワーク〕
2019年 Google Japan 渋谷ストリームオフィス内作品レンタル一点レンタル依頼及び展示
2020年 「株式会社西原商会」様 新社屋記念寄贈品として「株式会社ニイタカ」様より作品制作依頼

☆福本 ヒデ(ふくもと ひで)
【作家プロフィール】
1997年から社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の一員として、ニュースをテーマにしたコントの舞台活動をしています。
2015年からステージと平行して、ニュースをテーマにした制作活動もしています。美術検定1級の知識を生かし、名画をパロディにした作品を中心に展示をしています。

◇作品コンセプト
波のイメージは、かの葛飾北斎、《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》です。この大きく激しい波に、果敢に挑んでいるのは、岸田首相らしき人物です。乗っているサーフボードは日の丸模様。なんとも頼りなさそうなサーフボードです。
首相を、マイナンバーカード、長男の失態など、次々と大きな波が襲ってきます。果たしてうまい具合に波に乗れているのでしょうか。それとも今にもひっくり返ってしまうのでしょうか。

◇主な活動歴
〔個展〕
2023年 「福本ヒデ展」(東急プラザ銀座アートギャラリー)
〔グループ展〕
2023年 「福本ヒデ、たいぞう展」(伊勢丹京都/京都)
「山本冬彦推薦作家展14」(銀座中央ギャラリー/銀座)
2022年 「福本ヒデ、たいぞう展」(京王百貨店新宿/新宿)
「STAGE -コレクター山本冬彦 推薦作家展-」(The Artcomplex Center of Tokyo/東京)
「福本ヒデ、たいぞう展」(近鉄百貨店上本町/大阪)

☆吉田 学(よしだ さとる)
【作家プロフィール】
制作においては「生きる力となるべく、希望と勇気を与える。」ということをコンセプトにしております。
テーマとしては「作品を通して、日常と空想のはざまで見え隠れする自他の心情に思いを巡らせ、夢や希望を与え、生きる糧となるよう心に届ける。」です。

◇作品コンセプト
四季折々の花々の美しさと儚さ、また移ろいゆく季節の予感を感じるとともに、自然と人が共存するなかで感じることのできる風と水、光と時の流れ、その景観に想いを馳せて、心の中の思いや感情を女性像を用いひとつの情景として表現しております。
色鮮やかさを重視した作品を描くことで、見る人の心を癒し、生きる勇気を与えることができれば幸いです。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2018年 日本・フランス現代美術世界展 入選(国立新美術館/東京)
2019年 第51回フィンランド美術賞展 特別推薦(ネリマルッカ・ムセオ/フィンランド西スオミ州
南ポフヤンマー県アラヤヴィ市)
2019年 日美展水墨画部門 準大賞(国立新美術館/東京)
2020年 日美展水墨画部門 岐阜軸装賞(国立新美術館/東京
その他多数受賞
〔個展〕
2019年 「華の情景」(Gallery Enlace /福岡市天神大名
その他多数個展
〔グループ展〕
2019年 Sm;)ey exhibition(Pleiades Gallery/ニュ一ヨ一ク/チェルシー)
2021年 秋の獺祭 セレナーデ(後期) (かわうそ画廊/銀座)
2022年 和を以て貴しと為す令和四年(かわうそ画廊/銀座)
2023年 「美の饗宴展」 (galleryARK/横浜)
2023年 「アグライア展」(galleryARK/横浜)
その他多数グループ展

☆田中 巳桃(たなか みもも)
【作家プロフィール】
2001年 東京都生まれ
2021年 東洋美術学校 中国水墨画科 卒業

◇作品コンセプト
感じた湿度、体温、視線、気圧、重力が伝わります様。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2022年 「近代日本美術協会春季展」入選
「近代日本美術協会展」優秀賞
ACTアートアワード「novae」最優秀賞
〔個展〕
2023年 「novae 最優秀賞 企画個展」(The Artcomplex Center of Tokyo/信濃町)
〔グループ展〕
2021年 「青に秘める展」(The Artcomplex Center of Tokyo/信濃町)
2022年 「Feliz2023」(かわうそ画廊/銀座)
2023年 「新春小品展」(The Artcomplex Center of Tokyo/信濃町)
「春の夢」(かわうそ画廊/銀座)
他グループ展多数

☆田中 黎嘉(たなか れいか)
【作家プロフィール】
油絵で人物画を描いています
東京藝術大学美術学部工芸科卒業
東京藝術大学大学院美術研究科漆芸修了
グラフィックデザイナーとして就業
2019年ごろから絵画の制作をはじめる

◇作品コンセプト
情感のある表情の女性像を油絵で描いています。
日本的な奥行き表現とフラットな画面構成、やわらかい人物描写を心がけています。
大学時代は漆芸を専攻しており、質感や素材の効果によって見せる方法にも興味があるため、漆芸技法である「研ぎ出し」や「塗り重ね」による表現も一部取り入れています。
油絵具のほか樹脂絵具、顔料など多様な素材を駆使しながら「和風な価値観と油絵のミックスした人物画」を制作しています。

◇主な活動歴
〔グループ展〕
2023年 「kirei Ⅴ」(SUNABAギャラリー/大阪)
2023年 「シビュラたちが志向するソサエティ」(ギャラリー オル・テール/京橋)
2023年 「サムホール展」(銀座中央ギャラリー/銀座)
2023年 「ACT 新春小品展 2023」(The Artcomplex Center of Tokyo /信濃町)
2022年 「装幀画展Vol.10 文学とアートの出逢い」(パレットギャラリー/麻布十番)ほか

☆早川 絵理(はやかわ えり)
【作家プロフィール】
埼玉県出身。主に人物画や曼荼羅を描いています。表現のために様々な素材を用いて、独自の絵肌を追求しています。どんな時にも、そっと寄り添える作品を残していきたいです。

◇作品コンセプト
人物画を通して、季節や星の巡り・自然の美しさなど、私たちの身近にそっとある幸いに目を向けていただけたらと思い描いています。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2013年 「月刊美術デビュー2013」入選(ギャラリー和田/銀座 以後2016年)
2018年 「Artmore Award Exhibition」入選(弘重ギャラリー/恵比寿)
〔グループ展〕
2017年 「山本冬彦推薦作家自画像展II」(galleryARK/横浜)
2019年 「99人展」(gallery Q/銀座)
2021年 「bag展」(gallery Q/銀座)
2022年 「ウクライナ緊急募金展」(gallery Q/銀座)
2022年 「山本冬彦推薦作家展11」(銀座中央ギャラリー/銀座)
2023年 「ハガキサイズ展」(銀座中央ギャラリー/銀座)
2023年 「第三回銀座中央ギャラリー公募展」(銀座中央ギャラリー/銀座)
その他グループ展多数

☆遠藤 あかね(えんどう あかね)
【作家プロフィール】
沖縄県出身。大学卒業後、博物館で学芸員として勤務。退職後、東京を拠点に制作活動を開始。

◇作品コンセプト
私のルーツである沖縄の伝統文化や自然をテーマに、人物を描いています。
私は幼い頃から、祖母を通して見る沖縄の文化が大好きでした。例えば、喜びを歌や踊りで表現すること。毎朝、家族の無事を願って先祖に祈りを捧げること。島の厳しい自然を受け入れ敬うこと。植物を育て、上布を織ること。どれもささやかな暮らしの中にあった祖母の日常ですが、私にとっては尊く、特別な光景でした。そうした風土から大切に育まれてきたものを、女性像に重ねて表現しています。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2023年 「第三回銀座中央ギャラリー公募展」優秀賞(銀座中央ギャラリー/東京)
〔グループ展〕
2022年 「春の0号展」(Z I N E gallery/京都)
「秋の0号展」(Z I N E gallery/京都)
2023年 「サムホール展」(銀座中央ギャラリー/東京)
「第三回銀座中央ギャラリー公募展」(銀座中央ギャラリー/東京)等
〔ワークショップ〕
2012年 ひよこたぬきアトリエ「家族の顔で福笑い!」(板橋区立美術館)
「岩絵の具でぬり絵をしよう」(東京都 江戸東京博物館)

☆田村 日佳 (たむら にっか)
【作家プロフィール】
2023年 武蔵野美術大学日本画学科卒業

◇作品コンセプト
予備知識がなくても楽しめる画面作りを目指しています。

☆景井 享平 (かげい きょうへい)
【作家プロフィール】
埼玉大学教育学部を卒業、現在は広島市立大学院にて写実絵画を研究している。2018年に『M.A.G.P(三菱商事アートゲート)奨学生』に採択され、そこから自身の理想とする細密な筆致と層構造による油彩画の美しさを制作の軸に据えて活動している。

◇作品コンセプト
細密描写と層構造を制作の軸に据え、油彩画を用いて私の理想とする写実絵画を表現している。現在は複雑な肌の色や、物語を紡ぐような表情を持たせた人物画を理想とし人物画を多く制作しているが、昨年よりそれらを構成する要素である〔線・色彩・層構造〕を抽出したシリーズを描き、本展示にてその一部を出品している。

◇主な活動歴
〔受賞歴〕
2016年 「佐藤太清賞公募美術展」特選(福知山市佐藤太清記念美術館/京都)
2018年 「M.A.G. P(三菱アートゲート)奨学生」採択
2021年 「奥野ビルギャラリーズART展」グランプリ(奥野ビル/東京)
〔グループ展〕
2021年 「リアリズムの夢」(カワウソ画廊/東京)
2021年 「INTRO10」(ACT/東京)
2022年 「ゆとりの坩堝」(銀座中央ギャラリー/東京)

基本情報/アクセス

展覧会名
ミーツギャラリー企画 グループ展 アートブルーム4 -アートソムリエ 山本冬彦が選ぶ若手作家展-
会期
2023/10/3(Tue)〜10/14(Sat)
会場
ミーツギャラリー
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-4 こゆるぎビル2F
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