midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
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  • 書肆ひるね | 栃木県
  • からまで

  • 2023/10/14(Sat)〜10/28(Sat) 終了

展覧会の見どころ

2020年から2022年のコロナ禍中の自分の住む街を撮った写真群が第6回写真出版賞で大賞をとり2023年1月に写真集「鳩と烏と」を出版することができました。本中に収まりきらなかった写真も沢山あります。 そして本が出た後も街へ出ての撮影を続けています。
出版後に思うのはコロナ禍はきっかけで自分はこの街のその場で感じる何かにカメラを向け撮影しているんじゃないか。ということ。
同じ場所を次の週に来ても雰囲気が違っていて足が止まったり、同じようでも繰り返し来てみると少しづつ変化しています。
自分自身もそうなのでしょう。。
諸行無常。
ガラリとだったり、少しづつだったり雰囲気が変わっていく街のその時に足が止まる何かにカメラを向け続けています。

何か。が、うまく説明できるようになった時がこの撮影が終わる時なのかもしれません。


展示物はもう一つ
2020年、御苗場というイベントにむけ制作した「左のあなた、右のおまえ」。
尊敬する11人の女性の方に協力していただき、人の顔。の本音と建前、生き方、性格のその時点までの積み重ね、強く生きている姿を表現しました。したつもりです。
本当は横浜大さん橋ホールで展示予定でしたが、言わずもがなコロナパニックがスタートして、オンライン展示になりました。
そして、写真家の大村祐里子さんがエプソンベストプリント 賞に選出してくれました。
迅速にオンラインへ、そして会場の切り替えは主催者さんたちの才能、努力、人望を強く感じ感動しました。
でもやはり、いつか落ち着く時がくればリアルな展示をしたいと思っていました。

今年にはいりひょんな事から書肆ひるねさんとお知り合いになり、いろいろな話をしている中で写真展をさせていただくことを快く承諾してくれました。


カメラで撮った瞬間からそれは過去になりますがその先の何かが気になって歩いています。
今から感じる何かにむかって歩き、撮影した今までを重ねていく。

そんな私の視点に少しでも共感頂けたらうれしいです。

船見征二

展覧会内容

写真集「鳩と烏と」とそこに収まりきらなかった写真150点以上が部屋を埋め尽くす。

会場で「鳩と烏と」をお買い上げ、または持参された方に特製ポストカードをプレゼントいたします。

船見征二
1980年栃木県宇都宮生まれ、在住。
2022年に宇都宮の街を中心に撮影された作品「鳩と烏と」で第6回写真出版賞大賞を受賞。
2023年1月に写真集「鳩と烏と」出版。

基本情報/アクセス

展覧会名
からまで
会期
2023/10/14(Sat)〜10/28(Sat)
会場
書肆ひるね
住所
〒320-0057 栃木県宇都宮市中戸祭1-5-4
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