midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
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展覧会の見どころ

展示のタイトルである「Face Myself」という言葉は、自分自身と向き合うことで見えてくる生きていく上で”大切だと感じるもの”に焦点を当て、深く見つめ直したいという思いから考え決めたものです。
私が制作する作品は主に自然をテーマとしています。それは、”自然”というものが私達にとってとても大きな繋がりのある存在だと感じているからです。多様化する価値観、効率化を目指し目まぐるしく変化する日常の中で、少し足を止めて本当に大切なものとは何なのか。作品を通し、それぞれの立場からより深く自身と向き合う為の時間を作るきっかけとなることを願っています。

Arai Mayu

展覧会内容

1986年生まれ 千葉県出身
2007年 青山学院女子短期大学芸術学科 卒業

■2021年 壁画アート制作「焼肉・しゃぶしゃぶぐっどみーと」東京
■2022年 国際アートイベント「RIQUID ARSENAL」メタバース
■2022年 オンライングループ展「SUMMER COLLECTIVE galleryone962
■2022年 グループ展「絵のある生活」upstairs gallery 代官山, 東京
■2022年 グループ展「Focus-視点が繋ぐ可能性-」 galleryandlinks81 銀座, 東京
■2023年 グループ展 「KIZUNA」galleryandlinks81 銀座, 東京
■2023年 個展「Nature and colors」Gallery子の星 代官山, 東京
■2024年 1/31-2/12 作品展示 alloy 代官山, 東京

私が作品を通して表現したいことは “当たり前にあるもの”の尊さや美しさである。また、様々な価値観が混在する現代社会においてどのように他者や自身と向き合っていくのか、自然と人間との関わり方など共存していくことへの意識を強く持ち、作品全体のコンセプトとしている。主にアクリル絵の具、混合メディア、パステルなど様々な技法を使う。絵の具を薄く溶き、キャンバスに流し込んだあとに自然にできる水の流れや線、キャンバスを擦った跡など意識的なものと無意識の中を行き来し、偶然できた形や色を利用する。更に異なる色や質感を重ねていくことで様々な視点から見たイメージが一つの画面上で繋がり合う様子を表現している。作品を通して鑑賞者と共に新たな価値観を模索していきたいと考えている。普段の何気ない景色や物、音、香り、記憶、雰囲気などの中からインスピレーションを受け、自身のフィルターを通すことでオリジナルの作風を作り出している。

  • 「枯れゆく花」/ 混合メディア、アクリル絵の具、パステル、キャンバス / 410×318mm/ 2023年

  • 「Gracefully」/ 混合メディア、アクリル絵の具、パステル、キャンバス / 455×380mm/ 2023年

基本情報/アクセス

展覧会名
Face Myself
会期
2024/3/5(Tue)〜3/10(Sun)
会場
Gallery Dalston
住所
〒130-0023 東京都墨田区立川1-11-2
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