第45回2024フォックス・タルボット賞受賞写真展

フォックス・タルボット賞は、写真表現に情熱を傾ける若い作家の登竜門としての役割と共に、国際的視野をもった写真家の育成を促進する目的により、1979 年東京工芸大学短期大学部に設けられ、今回で第45回を迎えることになりました。
　本賞は、ネガ・ポジ・プロセスの発明者で近代写真術の父、W・H・フォックス・タルボット氏（1800～1877）の偉業をたたえ、イギリスのフォックス・タルボット美術館のご協力を頂き、氏の名前を冠した賞となっております。
本年度は、5人の審査委員−立木義浩氏、中谷吉隆氏、小林紀晴氏、梁丞佑氏、本城直季氏−による厳正なる審査のもと、受賞作品を決定いたしました。
写真家を志す若い才能の表現をどうぞご高覧ください。

【受賞作家】
第一席 吉村　周 「木漏れ日」
第二席 山下　慎太郎 「渦の目を覗く」
第三席 吉原　千尋 「meet」
モノクロ賞 中島　陽和 「Kirin」
奨励賞 森　凌我 「獣の影」
佳作 亀岡　倫太郎 「PLANT PLANET」
佳作 岩間　響 「Bird's eye view」
佳作 大島　宗久 「銀の滴降る降るまわりに，」
佳作 カク　ギョウエイ 「我が家、消費することから見れば」
佳作 沢田　優生 「あわいの中で」