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  • 山手111番館 | 神奈川県
  • Wako IEDAが遺したものたち

  • 2024/5/2(Thu)〜5/7(Tue) 開催中

展覧会の見どころ

ユニークな画家・家田和幸(いえだわこう 1916~2002)を世界の皆様に知っていただくためのプロジェクト「IEDA IDEA(家田の理念)」を家田の教え子たちで始めました。
その最初の試みがこの作品展です。

家田の生涯は謎に包まれておりますが、沢山の作品を遺しました。
それらはとても独創的で、印象深いです。
第二次世界大戦時に家田が生活したベトナムを描いたものもあり、時代を超越し「生命の美しさと哀しさ」を感じさせてくれるような気がします。

港の見える丘公園で海の風を感じながら、家田の世界を楽しんでいただけましたら、そして家田にご興味をお持ちいただけましたら本当に嬉しいです。

日時・2024年5月2日(木)~5月7日(火)9:30~17:00(最終日16:00まで)
場所・横浜山手111番館(港の見える丘公園に隣接)

家田和幸ウェブサイト:https://rakuenco.wixsite.com/wako-ieda/home

吉田泉

展覧会内容

​ 家田和幸は謎の多い人でした。
日本語の名前よりも、WAKO IEDAというアルファベットが似合う、心がいつも世界に向かっている人でした。
1916年名古屋市に生まれ、1930年代には欧州や日本を巡り、1940年代に反戦運動で投獄され、その後どのような経緯でかはわかりませんが、軍属としてベトナムに渡ります。
そして最後の引き揚げ船で帰国し、画家非左子と結婚。
1950年代には愛知県犬山市にある「博物館明治村」を構想し企画チームのメンバーとなったり、1960年代には名古屋市矢場町にあった画廊喫茶「アテナ」をデザインし、その斬新なデザインで多くの文化人を魅了したり、弟子には有名なイラストレーターや俳優がいたそうです。
その後岐阜県各務原市の小高い丘の山中に転居し、子どもたちに絵を教えていましたが、2002年に亡くなりました。

今回の展示は美しいベトナムを描いた作品を中心に展示いたします。
また動画で家田の様々な作品を紹介する予定です。

どうぞご高覧頂けましたら、嬉しいです!!

家田和幸ウェブサイト:https://rakuenco.wixsite.com/wako-ieda/home

  • 愛し合う

  • 月は都会よりも大きかった、多分水爆よりも

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  • Saigon Viet Nam

基本情報/アクセス

展覧会名
Wako IEDAが遺したものたち
会期
2024/5/2(Thu)〜5/7(Tue)
会場
山手111番館
住所
〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町111
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