- 中和ギャラリー | 東京都
con first solo exhibition 2024.5.21~26
- 2024/5/21(Tue)〜5/26(Sun) 終了
開催概要：「色彩と空間展開」による抽象平面を約20点展示する初個展となります。
作家のこんは、美術大学卒業後一切の発表を禁じ、独自の輝きをまとった色彩と、そして特に空間の現り方を追求しました。
また独自性は制作方法にも表れています。キャンバスと対峙する、その瞬間瞬間に、色彩と空間を見出していくという独自のスタイルから生み出される総括なエネルギー、色彩はさらなる想像力を掻き立てます。
本展は2023年、2024年に制作された作品を中心に、過去の軌跡を代表する数点を紹介し、表現の全貌に迫ります。
Biography
美術大学卒業、色彩と絵画空間への探究と、一回性や即興性における創造性を主軸とした活動をする。
哲学や言語学から論理的な推論、抽象化、分解による問題解決の経験において思考の限界における知性の活性化に関心を抱く。
鮮やかな色彩や、三次元でも二次元とも言えぬ独自の絵画空間によって、鑑賞者の精神の開放性を促す。
これまで作品は全て未発表であったが、2024年より作品発表を開始。
Statement
私の絵画における関心は、視覚存在の裏にある、非視覚存在というべき「概念そのもの」のエネルギーを絵画によって昇華することです。
それは分別知と非分別知を通して、非分別智に至るという表現と言っても差し支えない行為かもしれません。
そして非視覚存在、つまり概念そのものを表現する上で色彩は重要な要素であり、それらの共鳴は複雑な言語的役割を持つでしょう。
それら色彩とタッチ、ストロークによって、概念自体が持つ２次元でも３次元でもない独自の空間を発生させ、鑑賞者の精神の開放性を促します。"
Jesus_2021
yokan_2023
taki_2021
sakura_2023