- Gallery TK2 | 東京都
足立篤史「Abyss」
- 2024/8/28(Wed)〜9/8(Sun) 終了
“「Abyss」とは、深い淵や底なしの穴を意味する。
比喩的には、絶望的な状況や深遠な知識を指すことがある。 例えば、経済の深刻な危機や、人間の心の奥底などを表現する際に用いられる。”
心の深く、底の見えない先に存在する記憶。
例えるならば、人間の存在を受け付けない深海のような場所である。
海の奥深く、深海に存在する鯨の墓場の骨のように、深く、暗く、冷たく、多くの記憶はゆっくりとその存在の終わりを待っている。
それは消えてはいないが、思い出すことのない、または思い出せない、思い出したくない存在であり、深層心理として無意識の中に存在している物でもある。
人間の脳、思考という広く、深い世界に存在する深淵。
それは、我々が通ってきた「過去」でもあり、我々が行き着く「場所」でもあるのかもしれない。
⭐︎個展のお知らせ⭐︎
足立篤史個展「Abyss」
会期:2024年8月28日(水)〜9月8日(日)
時間: 水〜金13:00-19:30 土日祝12:00-18:00 (休廊:月・火)
会場:Gallery TK2
東京都中央区日本橋久松町4-6 杉山ビル4F
東日本橋駅、馬喰横山駅から2~3分、馬喰町駅から6分、小伝馬町駅から8分
WEB:https://www.interart7.com
アーティストトーク:9月1日(日) 14:00~ (予約不要)
——ステートメント———
“「Abyss」とは、深い淵や底なしの穴を意味する。
比喩的には、絶望的な状況や深遠な知識を指すことがある。 例えば、経済の深刻な危機や、人間の心の奥底などを表現する際に用いられる。”
心の深く、底の見えない先に存在する記憶。
例えるならば、人間の存在を受け付けない深海のような場所である。
海の奥深く、深海に存在する鯨の墓場の骨のように、深く、暗く、冷たく、多くの記憶はゆっくりとその存在の終わりを待っている。
それは消えてはいないが、思い出すことのない、または思い出せない、思い出したくない存在であり、深層心理として無意識の中に存在している物でもある。
人間の脳、思考という広く、深い世界に存在する深淵。
それは、我々が通ってきた「過去」でもあり、我々が行き着く「場所」でもあるのかもしれない。
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DM(メインビジュアル)作品
タイトル:Something that once was something.
素材:新聞、紙(レーザー加工)
サイズ:170×160×220 mm
制作年:2024
タイトル:Something that once was something.
素材:新聞、紙(レーザー加工)
サイズ:170×160×220 mm
制作年:2024
タイトル:August 3,1945.
サイズ:94×232×203mm
素材:新聞(1945年6月15日・8月10日発行、朝日新聞、 日本)・紙
制作年:2024