midocoro | 展覧会の情報と「見どころ」
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  • 平塚市美術館 | 神奈川県
  • つながるコレクション+新収蔵品展

  • 2024/6/8(Sat)〜9/8(Sun) 終了

展覧会の見どころ

みどころ1 あの名品が久しぶりに公開!
三岸好太郎「海洋を渡る蝶」、福田美蘭「見返り美人 鏡面群像図」などの名品に加え、安田靫彦「赤星母堂像」(20年ぶりの公開、新古典主義の画風を開花させた昭和戦前期の佳作)、今村紫紅「熱国の巻(小下図)」(15年ぶりの公開、インドの風景を絵巻に表した代表作をしのぶ下絵)など久しぶりに公開されるイチオシの作品をご覧いただけます。

みどころ2 地域とのつながり
本展では、さまざまなつながりをテーマに作品を展示します。そのうち、地域とのつながりをテーマに、旧・市民センターの緞帳として親しまれ、長く平塚市本庁舎に掲出されていた本荘赳「平塚風景」の原画、中央公民館大ホールの緞帳原画である工藤甲人「アンドロメダ」、平塚駅南口に現在設置されている澤田政廣「人魚の像」の原画を展示します。
平塚市にこういった身近なゆかりの作品があるのかと地域文化を感じていただければ幸いです。

みごころ3 姉妹都市提携を結んだリトアニアのカウナスを知る
地域どうしのつながりとして、このたび姉妹都市提携を結んだカウナス市(リトアニア共和国)にちなんで、2022年に生誕100年を迎えて日本でも広く紹介されている映像作家、ジョナス・メカスの版画作品を展示し、会期中に関連事業として映像作品(リトアニアへの追憶の旅)を上映します。

みどころ4 SDGs/自然や環境に目を向けた作品を知ろう
自然と人間というつながりをテーマに、われわれのまわりの空、海、雲、樹木や自然を描いた作品に加えて、江の島海岸に漂着したプラごみを用いた米山幸助の作品を紹介します。


みどころ5 新収蔵作品の魅力
当館では昨年、市内企業からいただいた寄附金によって現在注目を浴びる版画家、村上早の作品2点を購入したほか、寄贈、寄託あわせて43点を収蔵しました。本展ではこのうち19点をお披露目します。
日本画家、内田あぐりの「地への漂流」、斎藤義重の晩年の代表作「複合体(T&Sギャラリーのための)」など、充実したコレクションをぜひご覧ください。

勝山滋

展覧会内容

われわれの社会や地域は元来、様々なつながりのなかで成り立ってきました。一方数年来の新型コロナウィルス感染症の流行に対処するため、人と人との関係が疎遠となってきた現状があります。改めて様々な関係性のなかで現代社会を見つめ直し、収蔵作品のなかから「父子」や「師弟」、「仲間」といった作家の関係、さらに「個人・社会」、「人間・自然」、作品どうしの共通点など様々な「つながり」を見出すことができる作品を展示します。
あわせて、昨年姉妹都市となったリトアニア・カウナス市とのつながりに焦点をあて、ジョナスメカスの版画作品の展示、会期中の映画上映会(8月25日)を行います。

  • 今村紫紅「熱国之巻」小下図

  • 三岸好太郎「海洋を渡る蝶」

  • 斎藤史門「陸にあがった錨」

  • ジョナスメカス上映会チラシ

基本情報/アクセス

展覧会名
つながるコレクション+新収蔵品展
会期
2024/6/8(Sat)〜9/8(Sun)
会場
平塚市美術館
住所
〒254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3
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