
- 宮古市民文化会館 展示室 | 岩手県
川北輝のメディアアート展 in MIYAKO
- 2025/2/8(Sat)〜2/11(Tue) 開催前
アーティスト・イン・レジデンスで岩手県宮古市に滞在しました。宮古の自然や文化を五感で味わい、心を込めて制作したメディアアート作品を展示します。
宮古市は、澄み切った海や川、四季折々に移ろう自然が美しいだけでなく、ウニやサーモンなど豊かな海産物に恵まれた魅力あふれる町です。滞在中は、宮古の風景、潮風の香り、人々の温かさ、そして自然の雄大さに心を揺さぶられました。
展覧会では、新作を含む約20点のメディアアート作品を通して、「宮古だからこそ」の特別な体験をお届けしたいです。子どもから大人まで楽しむことができる内容となっております。
美しい宮古の自然とメディアアートが響き合う、ここでしか味わえない特別な空間をぜひご体験ください。
浄土ヶ浜の絶景を眺めながら、僕は子どもの頃に何が好きだったのかを思い出した。自分の名前に「川」が入っているから、川でよく遊んでいたし、流れつく先の海も好きだった。綺麗な青と波のゆらぎに心が癒された。母とよく行った回転寿司のサーモンの味は今でも忘れられない。そこでもらえるコインでガチャガチャを回すのが楽しかった̶̶宮古市には、子どもの頃の僕が好きだったすべてがある。メディアアートを通じて、宮古市の「好き」を子どもたちと地域の方々に伝えたい。
僕の子どもの頃の思い出と宮古市で感じたことをもとに、子どもたちがワクワクするようなメディアアート展を考えました。青い海、回転寿司、ガチャガチャ、そんなどこか懐かしい思い出をメディアアートで表現するとどうなるのかを心で感じ取ってもらえるとうれしいです。
会場: 宮古市民文化会館 展示室
場所: 岩手県宮古市磯鶏沖2−22
会期: 2025年2月8日(土)、9日(日)、11日(火祝) 10:00-17:00 ※最終日は16:00まで
入場料: 500円
川北輝 - Teru Kawakita
1998年生まれ、メディアアーティスト。映像技術をはじめ、3DCGやAIなどのテクノロジーを活用し、感性・地域をテーマに作品制作を行う。北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術専攻 創造社会デザイン研究領域 修了。修士 (知識科学)、臨床心理修士 (専門職)、公認心理師、VR技術者。25歳で松山東雲短期大学の助教になり、研究者としても活躍。専門は感性工学、HCI、情報デザイン。芸術や研究関連の受賞多数。岩手県宮古市の小学校・中学校でメディアアートの特別授業を行った。著書に児童文学「てるぽんとSDGsをめぐる旅」がある。
関連イベント (無料、要予約)
アーティストトーク①「デジタルで感じる宮古の魅力-子どもの感性を育む地域のメディアアート」
本展示の作品紹介や宮古市におけるAIR活動をお話します。メディアアートは光や音、映像など
多様な表現があるため、子どもたちの五感を刺激し、新たな驚きや発見をもたらしてくれます!
日時: 2025年2月8日(土)
14:00~14:30 ※開場13:30
ワークショップ
「宮古市の自然素材で写真を手づくりしよう!」
小学生向けのワークショップです。宮古市の植物や貝殻などを用いて、紫外線を当ててプリ
ントするサイアノタイプという青写真を手づくりしてみましょう!
対象: 小学生(1~6年生)
日時: 2025年2月9日(日)
①11:00~12:00
②15:00~16:00 ※受付開始30分前
アーティストトーク②
「A I ってどう使う? 家庭で始めるデジタル時代の教育」
AIを家庭内で子どもの教育に活用するためにはどうすれば良いのでしょうか 。デ ジ タ ル 時 代
に必要となる新たな教育方法を紹介します。
日時: 2025年2月11日(火・祝)
14:00~14:30 ※開場13:30
主催:特定非営利活動法人いわてアートサポートセンター
共催:宮古市・宮古市教育委員会
助成:文化庁文化振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業(地域の中核劇場・音楽堂等活性化事業))|独立行政法人日本芸術文化振興会
企画・制作:宮古市民文化会館|令和6年芸術文化事業|ワンコインシリーズ
ポスター裏
共鳴する心の波