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  • good is good. | 京都府
  • YOHEI KIKUCHI 1st SOLOEXHIBITION “THE BETON AGE”

  • 2025/2/22(Sat)〜3/16(Sun) 終了

展覧会の見どころ

2023年からコンクリートを表現の素材としたインテリアオブジェの制作を始めたYOHEI KIKUCHIは、今回新たな物語と共に制作に取り組み2025年2月、初の個展開催となる。
コンクリートに加え、石もひとつの表現素材となった今回のシリーズは新たな世界へと誘ってくれる。
モダンでプリミティブ、そしてなにか意味ありげな姿をした彫刻作品は、ベトン器時代に用いられていた道具や建物の痕跡と思われる。作品のフォルムもさることながら、石を切り出した跡や、磨き上げられた艶の加減など細部にまで彼のフェチズムが感じられ、それは同時にベトン器時代の人々への暮らしや技術に思いを馳せることに繋がるからおもしろい。その時代その場所で生きていた人々にはとても重要ななにかであり、今を生きる私たちにはただ美しく愛おしいオブジェである今展示作品たち。
中には蓋物やセロテープ台など、現代の私たちが実用としても使用することのできるプロダクトたりえる作品も並ぶ。
YOHEI KIKUCHIの彫刻作品は、過去にも未来にも空想の世界にも連れ出してくれる装置となり、さらに後世ではより一層豊かな物語を生むのかもしれない。この機会にぜひ訪れてみてほしい。

YUKA

展覧会内容

2023年末から始動したYOHEI KIKUCHIのアーティスト活動も1年が経ち、活動の過程で生まれたシリーズ【 THE BETON AGE. 】 ベトン器時代と言う”架空の時代”をテーマにした作品をメインに、このたび初個展を開催することとなりました。SF映画のような、過去と未来が交差して境界が曖昧になっていくような世界。用途不明のオーパーツのようなオブジェをコンクリートで彫刻しました。一点物・実験的な新作をお楽しみください。

⚫︎THE BETON AGEシリーズとは
架空の時代、ベトン器時代から出土した用途不明の道具。(ベトンはフランス語でコンクリート)古代と現代が交錯するような存在感を持つ。何のために作られたのか、何に使われていたのかは謎に包まれており、オーパーツとも言われている。

YOHEI KIKUCHI
京都生まれ。専門学校にて建築・家具・インテリアデザインを学ぶ。東北の震災で”自身が作ること”への疑問を抱きデザインやものづくりから退く。アーティストを紹介する側に徹し6年間ギャラリーを運営。2022年頃から“作ることへの意義”を超える衝動に突き動かされ創作を再スタート。2023年冬、グループ展として初展示を開催。”地球に生きる動物であるヒト”が生み出すものに愛おしさを感じ、ありとあらゆる人工物から受ける美の印象を形にしている。
https://www.instagram.com/__y_o_h_e_i__/
https://yoheikikuchi.goodisgood-kyoto.com/

■タイトル
YOHEI KIKUCHI 1st SOLOEXHIBITION "THE BETON AGE"

■ 開催開始日
2025年02月22日

■ 開催終了日
2025年03月16日

■ 開催時間
13:00~20:00 (日曜日は18:00まで)

■ 会場・アクセス方法
good is good.
〒603-8206 京都府京都市北区紫竹西南町66-3

【最寄駅からのアクセス 】
地下鉄烏丸線北大路駅 *1番出口より徒歩15分
(*先頭車両に近い出口)

【他府県からお越しの場合 】
・京都駅からのアクセス
京都駅直結地下鉄烏丸線へ乗り換え北大路駅まで約13分ほど・北大路駅から徒歩15分

京都駅からタクシーの場合は約30分ほど

・お車でお越しの方へ
専用駐車場はありませんので近隣のコインパーキングをご利用ください
(徒歩5分圏内に6ヶ所ほどコインパーキングがあります)

■ 定休日
水曜・木曜 / 定休日

■ 料金
入場無料

■ 注意事項等
入場時にお履物を脱いで頂きます。

基本情報/アクセス

展覧会名
YOHEI KIKUCHI 1st SOLOEXHIBITION “THE BETON AGE”
会期
2025/2/22(Sat)〜3/16(Sun)
会場
good is good.
住所
〒603-8206 京都府京都市北区紫竹西南町66-3
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