いぶき / IBUKI

京都 大徳寺 近くにある Kura Monzen Gallery が、2025年の幕開けとともに 新たな芸術の風を感じる展覧会「IBUKI」を開催いたします。本展は、陶芸家11名、ガラス作家1名、写真家1名の計13名によるグループ展であり、それぞれが自身の表現に新たな「息吹」を吹き込む場となります。

「息吹(いぶき)」という言葉には、春の訪れのように再生や刷新、生命が芽生えるという意味が込められています。さらに、創造性や成長を駆動するエネルギーを象徴する言葉でもあります。しかし、本展に参加する13名の作家たちにとって、それは単なる活力や創造性の発露に留まるものではありません。
彼らの作品には、長年の研鑽によって育まれた技術、探求の末に見出した独自の美学、そして新たな挑戦への強い意志が込められています。そのため、本展では「息吹」に「意志」の意味を重ね、「意吹（いぶき）」という言葉をキーワードに掲げました。作家たちの作品を通じて、情熱と不屈の精神が交錯しながら、新たな可能性が形となる瞬間をお届けします。

陶芸、ガラス、写真という異なる分野の作家たちが集い、それぞれの個性と対話しながら、空間に新たな生命を吹き込む本展。静かな息遣いの中に宿る意志の力を、ぜひご体感ください。