
- kumagusuku SAS | 京都府
ZINE制作ライブ「BEFORE SUBMISSION」
- 2025/4/12(Sat)〜4/13(Sun) 終了
「もう尽きた、ZINEづくりは終わりだ…」と思っても、新たにモチベーションが湧いてまた作品をつくってしまう。科学・芸術・人文・ミュージアム・旅・コミュニティなどを題材に、自由闊達に紙面を埋める喜びだけで制作し、ついに五作目となる自己新クオリティの僅少部数作品が完成間近になりました!今回のイベントは、原稿データを印刷会社へ送信するまでの最後の二日間の作業をkumagusuku
SASでやってしまおうという、制作ライブです。
“カリブ海の国、旧市街の美術学校に勝手に上がり込んでみたら…。”
制作中の作品は人々・景色・作品など「目の前にある存在そのもの」をテーマにして、フィルム写真・挿絵・人類学者との対談などを豊富に盛り込み、芸術と人文と科学を縦横無尽に駆け巡った内省的なエッセイ集となっています。完成後には中米・アジア・北欧にも羽ばたく予定になので、日英二言語で執筆中で、スペイン語および中国語への自動翻訳リンクも用意します。タイトルは「Eres
una obra de arte(あなたはまるで芸術)」。
イベント当日は、校正用に印刷した全ページ紙面の壁面展示、各国から持ち帰った本作の背景資料の展示、作業PC画面のプロジェクションを行います。誤字脱字を見つけたり、画像やイラストの品質について話し合ったり、ZINE制作のおもしろさについて語り合ったり、芸術・人文・科学にまつわる雑談を楽しんだり、一緒にお茶を飲んだりしてみませんか?
制作者のプロフィール:
古池美彦(ふるいけよしひこ)
生命科学の先端研究のかたわら、科学・文化・芸術を愛でる知的風土の形成のため、街に出てワークショップの企画を通した交流活動とエッセイ執筆などの制作活動を行う。家の光読書エッセイ賞および研究でも複数の学会賞を受賞。これまでに制作したZINEは「時間素材の収集と標本」(時間についてのカタログ)、「博物館学の視点と構図」(ミュージアムに関する論考)、「科学者たちのトリップとジャーニー」(旅と科学史のエッセイ)「科学者も街に出てみてパルクール」(市民活動のノウハウ)など、いずれも僅少部数作品。