
- バックス画材2階GALLERY | 京都府
ぼくのからだの中にはまだあのころの川が流れている
- 2021/3/16(Tue)〜3/21(Sun) 終了
新型肺炎によってワークショップなどができない状況で能動的に展示やイベントに関わってもらう機会が少なくなったため、接触が極力ない形で「能動的に詩に触れてもらう」ことを目的とし、詩の展示を行います。
大学生になり、女子高生であったときの記憶や感情を忘れていっているという思いがあり、その時の情動を詩として表現することで形に残したいと思っています。じっくりと詩を読んでいただきたいです。
詩を生活空間の中に再現し、それを展示します。また、その中で来場者にも詩に関わってもらいます。「記憶や感情など生活の中で浮かぶものを詩に残す」「詩を体感してもらう」ことを目的としています。
生活の中の詩を表現するためにスペースに家具を配置し、その中に詩を散りばめます。例えば机に広げたノートに詩が書いてある、本棚の本の背表紙に詩が書いてある、香水・お菓子の箱の成分表示に詩が書いてあるなど。オンライン連詩も行います。
詩のテーマは十七歳の女子高生を主人公として彼女の生活、そこに浮かび上がる喜びや苦悩、安心、悲嘆などです。インタビュー詩のような形であり、かつ各々の内面を描くものです。鑑賞者に詩のことばを抜き取り、詩を変化させてもらうなかで詩に親しんでもらうことも計画しています。
展示する詩、写真です。
詩をプロダクトとして展示します。